恐怖の記憶

370万年前に人類の祖先はアフリカのサバンナで暮らしていました。
そこは猛獣が暮らす危険な場所です。
危険なことが多いということは恐怖の大変などの記憶残ります。
恐怖の記憶を頼りにサバンナを生き抜いてきたのです。
うつ病の原因となる偏桃体と恐怖には強い関係があります。
現代の医学では偏桃体と海馬が連動することでうつ病につながるとされています。
偏桃体が活動しない出来事は海馬で消えてしまいます。
しかし逆に偏桃体が強く活動した場合は海馬が記憶してしまいます。
恐怖などの記憶は繰り返し思い出すと偏桃体を激しく活動させてしまうのです。
過去の失敗などを思い出して体の動きがとまってしまうなどです。
恐怖の記憶がうつ病を悪化させてしまうわけですね。

保険会社の社医は高血圧などのチェックが大変

保険会社の医師の仕事というのがあります。入会前の慢性疾患をチェックします。(一例ですが日本生命の社医の求人なども見てみて下さい。)

慢性疾患とは、病気が回復するまでに時間がかかり、完治しにくく長期間の治療を必要とする疾患を指します。高血圧症をはじめ、糖尿病、脂質異常、高コレステロール血症、痛風、緑内障、慢性腎炎、肝硬変などがその一例ですが、慢性疾患は初期段階では自覚症状がほとんどないため、検査結果で所見があってもそのまま放置して治療が遅れ、大きな疾患を併発してしまいがちな病気です。特に臓器系疾患の場合、病状が進行して臓器の機能が損傷すると元の健康状態に治す・回復することができないため、健康診断などで定期検査・早期発見に努め、病気が見つかった場合には早めに適切な治療を行う必要があります。

慢性疾患の病気の進行は緩やかで急激に病状が変化することはあまりありませんが、薬物療法に加えて毎日の生活習慣や食生活の改善なども必要になり、一生病気と付き合っていかなければなりません。慢性疾患の中でも高血圧症は、日本には約4,000万人の高血圧症患者がいると推定され、最も患者数が多い病気とも言われる、まさに国民病です。高血圧症は‘サイレントキラー’とも呼ばれ、静かにゆっくりと症状が進行し、そしてある日突然、心臓病や脳卒中などを引き起して人を死に至らしめる実は怖い病気です。

高血圧とは心臓のポンプ機能によって血液を全身に送る際、正常時よりも圧力が強くかかっている状態を言います。高い圧力が長い間血管にかかると血管の壁が厚くなり、しなやかさが失われて硬くなり、血液を強い力で送らなければならない心臓には大きな負担がかかります。こうした高血圧による血管や心臓への一連の負担が、死や重篤症状を引き起すリスクを高めるのです。

高血圧は95%以上が原因不明で発症しますが、大半は遺伝的な素因と、塩分や脂質の過剰摂取、運動不足、肥満、ストレス、アルコール、喫煙などの生活習慣上の不摂生が関係しています。そのため高血圧症の治療においては生活習慣の改善が非常に重要であり、治療の基本になります。血圧を下げる降圧薬を処方する場合もありますが、高血圧を根本的に治癒する特効薬はないため、バランスの取れた食事や規則正しい生活習慣、毎日の血圧測定と定期的な検査で合併症を予防し、死亡につながるリスクを低減していくことが大切です。

慢性疾患の場合、病気がなかった健康の状態に身体を戻すことは容易ではありません。そのため、医師には病気と一生向き合って行かなければならない患者さんの不安を十分な情報提供や、的確な哲学で取り除き、健康のよきアドバイザーとしてQOLを維持した活動的な日常と将来を構築することが大きな役割となります。これ以上に健康状態が悪化せず、症状や大きな病気につながるリスクが表面に現れてこない状態を保ちながら患者さん一人一人に寄り添った処方や指導を行うことが求められます。